0~12月と2025年(第58回)カワイこどもピアノコンクール予選会・オーディションが全国各地で開催されました。
今回、私のピアノ曲集『ちいさないのち』の中から、組曲『野うさぎ』より『ちょうちょを追いかけて』『キャベツ畑でかくれんぼ』『野原で遊ぼう』、コンクール用に書き下ろした曲集『でこぼこクレヨン』の中から、『さんりんしゃにのって』『二重とびに挑戦だ!』『月夜の線香花火』『階段グー・チョキ・パー』が、課題曲となったことで、全国各地の小さなピアニストたち、保護者の皆さん、レスナーの皆さんより、お声をかけて頂きました。
コンクールでは、結果に一喜一憂される方が多いと思いますが・・・
作曲者の思い通りに演奏したからと言って、決して良い結果につながりません。
だって審査員にはそれぞれの聴き方があるし、作曲者の思いを全て知っているわけではありません。
作曲者の思いどおりが最高に素敵なのか?と問われると、それも違うと思います。
作曲家の中でも、自分の思い通りの演奏を望む人、演奏者の想像力を期待する人、色々タイプがいます。
課題曲だって、コンクールでグランプリの演奏をイメージして作られた曲もあれば、たまたま書いた曲がコンクール課題曲になっただけの場合もあります。
私はいつも、教室で自分が教えている子どもたちに弾いてもらいたい曲を書いています。
出版されたら、演奏者がどんな風に曲を育ててくれるのかな?とワクワクするタイプ。
たとえ想像と全く違っていても、上手く弾けなくても、私の作品に向きあって一緒に音楽を共有できたことに感激してしまいます。
思うような結果が出た人は、神様から次の勉強のためのジャンプ台をプレゼントされたと思ってね。
思うような結果が出なかった人は、神様から、いつも好きな食べ物ばかり食べていると、栄養が偏って病気になってしまうよ。だから苦い嫌いな食べ物も食べて、健やかな音楽身体になりましょう!と言うメッセージだと思ってね。
※嬉しい報告も寄せられました。
福岡退会より満面の笑みのHちゃん。
『さんりんしゃにのって』と『階段グー・チョキ・パー』を、楽しく演奏してくれました。
ありがとう💛